気持ちいい秋が来たのも束の間

暑い夏季を乗り越え、気持ちいい秋が来たのも束の間、日光が暮れるって本格的な寒さを感じさせる。冬場が来るといった、木は裸として、見渡す風景から緑が消えてしまう。今日はやることも薄い。せっかくのウェザーなので、緑豊かな野生を楽しむ本年最後のチャンスだと思い、都市から少々離れた里へといった愛車を走らせた。その里にあたしはゆかりがあるわけではない。まず学生時代の相棒といった小旅行した際にはからずも通ったことがあるだけの表通り、といえるほども弱い。専ら郊外風景に大きな流れが一本通っているだけの方面です。そういう大通りに面した運動公園がある。テニス外套があり、土地があり、幅広い面積が取ることができるからこその建屋って思える。いつの里にも居残るような、平凡な建屋です。

こんな平凡な建屋の角に、ちっちゃな食堂がある。その食堂は窓側に陣取るって一面に郊外風景がひろがり、その様子の向こうに海があり、海には小島が浮かんでいて、もう一度先にはフラット線が広がっている。随分の風景です。そういう風景を見渡し、食堂が勧めている地産部分消の野菜や肉などに舌鼓を打っていると、感覚が安らいで来る。大通りに面しているため、それなりに車種が通り過ぎるが、却ってそれが寂しさを捉えさせず、よろしい道筋に勤める。
「ここに生じるのはこれで本年やめか。」ちょっぴりスキンに寒さを感じながら季節が通り過ぎることに寂しさを感じつつ、いつもの忙しさで溜まった心のシミが洗い流される。「またしまう。」
そう言うという、いつもそこを経営する老夫婦は笑顔で見送ってくれる。

絶対痩せたい40代